パーソナルコンピュータの不思議





 パーソナルコンピュータは、本当に身近になりすぎて、もはや机の上にないというのが想像できないほどです。

 しかし、本当にパーソナル(個人の)コンピュータになっているかどうか疑問です。

 仕事場にあるのは会社や学校あるいは職場のコンピュータです。

 これは、会社などが所有していて、個人の自由にはまったくならないコンピュータなので、実際にはパーソナルコンピュータとは言えません。

 効率を高めようと、フリーソフトを導入したり、外部装置をつけたりすることは許されません。

 何かウィルスなどの被害やトラブルにみまわれたときに発生するコストの方がよほど高くつくと思われるからです。

 そのため、全員に同じ使い方を要求し、不便を我慢させる方が、トータルで経費を抑えることができます。

 これはパーソナルでは決してありません。